留学

何歳の時にサッカー留学するのか

大前提

まず、大前提としてサッカー留学を始める年齢・タイミングにルールはありません。
しかし、あえてここではサッカー留学を開始する適切な年齢に関して、客観的な視点を含めて意見を述べさせていただきます。

サッカー留学をする目的・方法は、近年多様化していると思います。
1•2週間の短期留学、3ヶ月以内の中期留学、1シーズンに渡る長期留学、個人だけではなくチームでの海外遠征などさまざまです。
また、10代前半から、高校卒業後から、大学卒業後から、一度就職してからなど年齢も幅広くなっています。

これらを大前提とした上で、FútbolChat が考えるサッカー留学におけるより適切な年齢・タイミングを紹介していきます。

高校卒業は必須⁈

日本では大多数の人たちが高校まで進学します。最近では大学への進学率も高まっています。文部科学省によると、高校への進学率は97%以上、大学への進学率は約60%、専門学校も含めると約80%になっています。
※参照ページ:高等学校教育/令和3年度学校基本調査(確定値)の公表について

これらのことから、日本では高校への進学は一般的なことと言えます。
ただし、「一般的なことだから、高校は卒業すべき!」と言いたい訳ではありません。

高校を卒業することは、多くの選択肢を与えてくれます。
例えば、スペインで大学進学する場合高校の成績証明書の必要になります。また、スペインで指導者講習会に申し込みをするためにもそれが必要となります。
もし高校を卒業していなければ、これらの選択肢を持つことはできません。

サッカー選手として留学する人がほとんどだからこそ、このことをここでしっかりと伝えておきたいのです。

サッカー選手としての人生は長い人生の中の一部でしかありません。全てではありません。どれだけ長く選手を続けられたとしても40歳、ほとんどの選手が30歳代で選手を引退します。人生百年とも言われるように、WHO(世界保健機関)が発表する日本人の男女平均寿命は84.3歳と世界ランキング1位です。
つまり、選手を引退した後の人生は40〜50年あります。
「サッカー選手としての人生より、その後の人生のほうが長い」ということです。
この時間をしっかり考えてほしいです。

何かを学ぶ場は大学だけではありませんが、いくつかの仕事では大学でしか得られない資格を求められることもあります。
また、選手引退後もサッカーに携わりたいと考えた時に、指導者ライセンスが必要になるかもしれません。
これらが必要とならない仕事もありますが、10年後、20年後何を思うかは当の本人でも分かりません。なので、将来選択肢をできるだけ多く残しておくためにも高校を卒業をすることは大事だと考えます。

18歳未満の選手は契約できない⁈

18歳未満でサッカー留学する方にまずこれを知ってもらいたいです。

18歳未満の選手の契約は、18歳以上の選手の契約とは全く異なり、それはより複雑で難しい。

見出しには「できない」と言いましたが、「18歳未満の選手の国際移籍が絶対に不可能」という訳ではありません。ただし、誰にでもお勧めできるほど簡単ではありません。
FIFA(国際サッカー連盟)では次のように記しています。

Desde 2001, el Reglamento sobre el Estatuto y la Transferencia de Jugadores (RETJ) prohibía, con escasas excepciones, el traspaso internacional de menores (es decir, jugadores de menos de 18 años).

2001年より、規約と選手の移籍に関するル規則 (RETJ) では、ごくわずかな例外を除いて、未成年(つまり、18未満の選手)の国際移籍を禁止する。

※参照:Protección de menores. Guía para presentar solicitudes de jugadores menores de edad. 

ここに「ごくわずかな例外」と記されているように、基本的にFIFAでは18歳未満の国際移籍を禁止しています。
ですので、繰り返しにはなりますが、18歳未満の国際移籍は不可能ではありませんが、誰にでもお勧めできるほど簡単ではないのです。

でも、契約ってことはプロ契約とかお金の発生する契約だけでしょ?街クラブとかなら関係ないでしょ。

このように考えられる方がいるかもしれませんが、スペインでは公式戦に出場するためには必ず「契約」をしなければなりません。

日本サッカー界では、特にアマチュアでは馴染みのない「契約」という言葉ですが、身近な言葉に変えると「申込書にサインする」ということです。
そして、その契約書あるいは申込書をもとに契約先のクラブがサッカー協会に選手登録をします。選手登録されていなければ、公式戦に出ることはできません。

でも、契約できなくても、練習試合とかには出れるんでしょ?

スペインではまず日本のように練習試合を頻繁に行いません。
日本のように交流戦や練習試合を頻繁に行う習慣はなく、練習中の紅白戦のみとなります。
また、紅白戦も全面を使って行うものは稀で、基本的には1日のトレーニングのゲームが唯一の試合形式のものとなり得ます。

何歳の時にサッカー留学するのか

これまでのことをまとめると、次のようになります。

●高校を卒業しておくことは、将来の選択肢を増やすことになる。

●18歳未満の選手が契約することは基本的にはできない。

じゃあ、「いつ、何歳の時にサッカー留学を始めればいいの?」と聞かれれば、私は「高校を卒業できることが確定した後」と答えます。

いくつかの高校では、卒業式への出席を卒業するための義務としていなかったり、卒業に必要な単位を早い段階で終える高校があります。これは、各高校によって変わりますので、高校3年生のいつと明記することはできません。
しかし、卒業証明書と成績証明書を発行することが可能になれば手続き上は問題ありません。

そしてもうひとつ、「サッカーが人生の全てではない」ので、高校時代の友達との思い出など人生においてかけがえのないものを忘れないでいただきたいです。
それを踏まえて、卒業後どのタイミングで留学を始めたいのか考えてみてはいかがでしょうか。

 

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