言葉と文化

スペイン語学習を“楽”に始める

はじめに

皆さんは、勉強が好きですか?

私は大嫌いです。
できることなら、勉強なんてしたくありません。

しかし、世の中そうもいきませんよね😂

特に、外国人とコミュニケーションを取りたいのに、外国語を勉強しないなんてことはありえません。正直、ジェスチャーや翻訳アプリがあればコミュニケーションを取ることは可能ですが、限界があります。その限界を打ち破り、相手の話を理解し、自分の意見を伝えるためには外国語学習は欠かせません。

語学には段階がある

「私はスペイン語が喋れません。」

私の口癖の一つです。

「そんな奴から何を学ぶっていうんだ!頭悪いのか?えっ?」

ごもっとも。

ところが、私が「私はスペイン語が喋れません。」というと、現地の人はなんと言うのか?
「そんなことはない。上手だよ。自信を持ちなよ。」

「じゃぁ、喋れるんじゃん!なんなんだよ😡」

でも、私は繰り返し言います。「私はスペイン語が喋れません。」

これはそれぞれの間に「喋れる」の解釈の違いがあります。

彼ら:
「コミュニケーションが取れる」=「喋れる」

私:
「スペイン語だけで仕事ができる」=「喋れる」

「コミニュケーションが取れる」と言うのは、相手の言っていることを理解し、それについて自分の意見を言えること、そこに円滑なのか流暢に話せているのかは関係ありません。

一方で、「スペイン語だけで仕事ができる」と言うのは、相手の言っている単語・表現の全てを一言一句正しく理解し、その場に応じた適切な単語・表現を正確に使い分けることができることを言います。

現在の私は、「コミュニケーションは取れるが、スペイン語だけで仕事ができるわけではない」という状態です。

スペイン語の入り口

そんな私がここで紹介するスペイン語学習は3つあります。

・導入編

・実践編

・サッカー編

導入編

導入編では、細かいことは気にせず、スペイン語の文法や単語をざっくり勉強します。

「正確に言うと間違っているよ、それ。」って言うことも言います。

でも、そんなもの勉強を進めていく中で、修正していけばいいのです。

例えば、ある状況では動詞①より動詞②と言うものを使った方が良いなんてことがあります。ただ、最初からそれを気にしていては何百何千もの単語を覚えてから出なければ話せません。

最初は「とにかく伝わったのならいいや」ぐらいの感覚で始めましょう!

“楽”にスペイン語を学びましょう!

実践編

実践編では、実際に使われているスペイン語を紹介していきます。時には、私自身が現在も学んでいることなどについても、ここでは話していきます。

一緒にスペイン語を学んでいるんだ!

こんな感覚で見ていただければと思います。

サッカー編

サッカー編では、新聞・雑誌・グラウンドなど様々な場面で使われるサッカー用語、専門的な用語表現を紹介していきます。

これは主に、単語を中心に学ぶものになります。
コミュニケーションを始める最初の段階として、「単語の羅列」ができるようになりましょう。

目指すは「ルー語」のスペイン語版!

「ルー語」とは、日本タレントのルー大柴さんが日本語の文章の中にカタカナ英語を入れて話すことから生まれた言語です。

例えば、「トゥギャザー[一緒に]しようぜ」のようなフレーズが「ルー語」です。

最近はビジネスシーンなどでも「エビデンス」「コミット」「コンプライアンス」などのカタカナ語を日本語の文章に混ぜて使うことがありますよね。
正直、「うっとしいな、この人。」と思うこともありますが😂😂😂

でもこれって、カタカナ語のほうがその物事を解釈しやすいからその人は使っているのだと思います。
実はこれ、スペイン語、特にサッカー用語にも同じことが言えるんです。

さまざまな業界で「言語化」と言う言葉を耳にしますが、元々の言語化の目的は「ひとつのコミュニティーの中で、共通理解をできるようにする」と言うことです。

「ある単語について説明しろ!」と言われても、「いや、これはそういうものだから。」でおしまいです。例えば、目の前に赤とオレンジどちらとも言える色の服があるとします。それをひとつのコミュニティーの中で「赤」と決めれば、それは「赤」です。

つまり、ルー語を目指すと言うことは「スペイン語のこの単語はこういうもの」と理解できれば良いと言うことです。それが具体的になんなのかを説明することができなくても全く問題ありません。

“楽”にスペイン語を学びましょう!

そして、そこから少しずつ自分の頭の中で、規則性や論理性を持ってインプットしていけば良いと思います。

さらに、機会を見つけてアウトプットすることにチャレンジしていけば、いつか「私はスペイン語を喋れます。」と言える日が来るでしょう。

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