サッカー

2023/09/12 (火) 活動内容

ラージョの本日の活動はなし

午前中の活動内容
  • 今週末のモラタラスの対戦相手の試合映像分析
  • 今週中に見る予定の試合映像のダウンロードと計画作り

毎週火曜日の午前中は、基本的にラージョBの練習はありません。そのため、今日はいつもより朝をゆっくり過ごしてから、昼食までに1試合を見終わる予定で過ごしました。

今週末の相手は、今シーズン昇格争いをするチームになります。現在、モラタラスのJuvenilAが所属しているリーグはマドリッド州の18チームで構成される1つのグループです。しかし、この18チーの内スペインユース1部リーグに昇格することができるチームは8チームのみです。

理由を説明します。

スペインユース1部•2部の大まかな仕組み

スペインユースリーグ1部と2部は、各州のサッカー協会の管轄ではなく、スペインサッカー協会の管轄となります。そして、この2つのリーグは、リーグ内に1グループしかありません。

正確には、1部リーグはスペイン全体で7グループ、2部はスペイン全体で17グループあります。ただし、マドリッド州のチームが所属することのできるチームは2部では1グループ(グループ7)、1部でも基本的に1グループ(グループ5)となっています。※例外として、アトレティコ•デ•マドリッドのカンテラの一つ、アトレティコ•マドリレーニョというチームのJuvenilAがバレンシア州のグループ(グループ7)に組み込まれています。

11人制サッカーのリーグでは、同じリーグ内に同じクラブのチームが所属することはできても、同じグループに所属することはできません。

そのため、JuvenilAがスペイン1部リーグにいるスペイン2部のJuvenilBのチームは昇格することはできません。そのようなチームが、今シーズンのマドリッド州のグループには18チーム中10チームいます。

今シーズンモラタラスのJuvenilAは、この機会を活かして昇格を目指しています。そして、昇格を目指す上で、昇格争いをするチームとの直接対決はとても重要な試合です。しっかりと準備をしていく必要があります。

とりあえず、午前中までに一試合を見終えたので、あとはメモをもとにいくつかのプレーを切り取り、スタッフ陣に私の分析を結果する準備にこれから取り掛かります。

私は現在2チームに所属しています。また、今シーズンは自分の仕事の質をより良くしたいと考えています。そのため、映像が確保できている場合には相手の直近3試合を見ていこうと考えています。以上のことから、今週は自チームの試合も含めて合計8試合を見ていこうと考えています。そのうち、すでに2試合を見ているので残り6試合です。

明日の午後はモラタラスの活動がないので明日の午後と、土曜日は試合がないのでその日を活かして4試合、残りの木曜日•金曜日で2試合を見ていこうと思います。

モラタラスの本日の活動内容

(グラウンド)

  • -2グループに分かれてトレーニング
  1. ロンドからのボール保持
  2. 3対3+2からの攻守の切り替えにおけるカウンターアタックと後退のトレーニング
  • -条件付きのゲーム①
  • -条件付きのゲーム②

今日の練習のテーマは、攻守の切り替えです。
攻撃から守備への切り替え、守備から攻撃への切り替えの両局面におけるトレーニングを行いました。

最初のメニューは、ロンドからボール保持のトレーニングです。大きな四角とその中に小さな四角があります。小さな四角の中で4対2のロンド、ボールを奪ったら大きな四角の辺にいる4人の選手と共に6対4のボール保持、ボールを奪われた4人は素早くボールに対してプレッシャーをかけにいきます。
ここでは、ボールを奪った後の「安全なパス」とボールを奪われた後の「即時奪回」についてトレーニングしました。

一方で、もう一つのグループでは、縦長の長方形を3つのゾーンに分けたオーガナイズの中でトレーニングしました。3つのゾーンの真ん中のゾーンで3対3+両サイドに2フリーマンを置く状況を作ります。ゾーンの両端にはそれぞれ2つのミニゴールが配置されており、2つのミニゴールの間にさらにフリーマンを1人ずつ配置します。

トレーニングの進め方としては、攻撃側はボールを攻撃方向にいるフリーマンへパスを通し、その選手からのリターンパスを受けミニゴールにシュートを決めることです。一方で、守備側はボールを奪ったら、攻撃方向のフリーマンまで素早くボールを運び、同様にリターンパスを受けてからミニゴールにシュートを決めます。

ここでは、守備ラインを相手に突破された時に素早くボールとゴールの間にポジションを取ること「後退」することと、ボールを奪った後に素早く相手ゴールを攻めること「カウンターアタック」についてトレーニングにしました。

2つグループに分かれて、各グループがそれぞれのメニューを終えた後、条件付きのゲーム①に移りました。

ここでも、フィールドを3つのゾーンに分けました。これは昨日のメニューと非常に似ています。今日のメニューでは中盤に2人のフリーマンを置きました。この選手たちは、守備から攻撃への切り替えにおいて、カウンターアタックへと繋がる選手になります。
このメニューでのテーマはボールを奪った後の最初のパスを前方に出すことです。最初のパスが仮に後方へのパスだったとしてもそこから素早く前方へプレーをつなげることがこのメニューの目的でした。

次の条件付きのゲーム②では、フリーマンをそれぞれのゴールラインに2人ずつ、またそれぞれのタッチラインに1人ずつ配置しました。このメニューでは、フィールドを2分割し、攻撃側は相手コートでボールを保持しながらゴールを目指すこと、守備側はブロックを作ってカウンターアタックから相手ゴールを目指します。

それぞれのメニューで目的としたプレーが何度か見られ、とても良い練習だったと思います。

攻撃から守備への切り替え、守備から攻撃への切り替えの両局面において獲得したい現状が生まれたので少なくとも選手たちは、各局面でどのようにプレーするべきかということを整理できたかと思います。

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