(グラウンド)
- 小さな技術的トレーニング
- 大きな技術的トレーニング
- 6対2のロンド
- 8対8+8のボール保持
- ダブルボックスのゲーム
※土曜日の試合でフル出場(90分)した選手はストレッチをしてトレーニングを終える。
今日は、週末の試合を終え週1番最初になります。
試合翌日の日曜日は完全オフ日でしたが、選手たちの疲労を考慮しながら練習に取り組んでいく必要があります。
まずは、短い距離でのパスを行うために、小さめの四角形の中でパス&コントロールの技術的トレーニングを行いました。
次に、パスの距離を伸ばすために、大きめのオーガナイズで技術的トレーニングをしました。今日のメニューのポイントは、「ボールを受ける前の動き、パスを出した後の動き、ワンタッチ•ツータッチのプレーを正確に行うこと」でした。
なぜこれをポイントとして今日の練習を行ったかと言うと、土曜日の試合を通して改善していく必要性を感じたからです。土曜日の試合では、マンマークで守備をしてくる相手に対してボールを保持しながら前進することに苦戦しました。シーズンを通して、自チームに対してマンマークで守備をしてくる相手チームが他にも出てくる可能性は十分にあります。
チームとして解決策は持っていましたが、それを実行に移すことがまだできていませんでした。次に同じような状況になった時のためにもポイントを意識してトレーニングしていく必要があります。
技術的トレーニングを終えた後、6対2のロンドを行い、判断の要素を加えます。そして、ボール保持に移ります。
今日のボール保持では、3つのチームに分かれて、グリットの四つ角にミニゴールを設置しました。例えば、チームAは攻撃、チームBは守備、チームCはフリーマンというように役割を固定して時間で役割を交代します。攻撃するチームはフリーマンと共にボールを保持し続けることを目指します。守備側はボールを奪ったら2つの選択肢があります。奪ったゾーンの近くのミニゴールに素早くゴールを決めるもしくは、奪ったゾーンからボールを出し、違うミニゴールにゴールことを目指す。
以上のことから、攻撃のチームはボールを保持することに加え、ボールを奪われた後のアクションが非常に重要になります。守備のチームにゴールを決めさせないため、また、ボールを即時奪回しボールを保持し続けるために素早くボールを持つ相手に対してプレッシャーをかける必要があります。これは、自チームのフィロソフィー•アイデンティティでもあるので、繰り返し取り組んでいく必要があることです。
最後は、土曜日の試合でフル出場(90分)した選手とそうでない選手によってメニューが分かれます。フル出場した選手はストレッチをして練習を終えました。フル出場していない選手•試合に招集されなかった選手は4対4+6+GKのダブルボックスのゲームをして練習を終えました。
今日のダブルボックスのゲームでは、2つのバリエーションを用いました。
- バリエーション①: 相手コートに入るためには4本以上のパスを通す必要がある。
自陣にいるフリーマンを使うことはできない。 - バリエーション②: フリーマンはワンタッチでプレーすること。
バリエーションを用いることで、選手たちの集中力を保つことが比較的簡単になります。
また、これらのバリエーションは、今日の練習のポイントのメニューに基づいています。バリエーション①では、自陣ゴール近くで素早くシンプルにプレーすることが求められます。そして、バリエーション②では、フリーマンにパスを出した後の周りの選手たちの素早いサポートが必要になります。なぜなら、フリーマンはワンタッチでしかプレーできないからです。
ちなみに、フル出場した選手たちは、フィジカルコーチとのストレッチが終わった後もダブルボックスのゲームをしている選手たちが練習を終えるまでグラウンドにいました。個人的には、この振る舞いが好きです。なぜなら、チームとしての一体感を感じることができるからです。もちろん、選手が汗をすごくかいていたり、冬場の寒い練習の中でこのような振る舞いをしていたら話は別です。
今週最初の練習は、強度自体は高くありませんでしたが、良い取り組みができたと見ています。
(グラウンド)
-2グループに分かれてのトレーニング
- フィニッシュのトレーニング(1対1)
- 最終ラインと中盤の選手の守備
-条件付きのゲーム
モラタラスJuvenilAも週末の試合を引き分けという結果で終えました。
⚠️問題発生⁈
ただし、相手のアトレティコ•マドリッドBが試合中の選手交代の規定を破っていた疑いがあり、クラブとして協会とアトレティコ側に問い合わせをしているところです。規定を破っていた場合、試合は結果は0-3で自チームが勝ち点3を獲得することになります。これはTwitterでも取り上げられています。
*この問い合わせの結果は、遅くても来週中に出ると思われます。
ただし、自チームとしてはどんな結果であろうと、次の試合にベクトルを向けて、変わらず準備していこうと言う考えを既に共有しています。
その準備の1日目となる今日は、まず最初に2グループに分けれてトレーニングしました。
まずグループ①は、第ニ監督と共にフィニッシュのトレーニングをしました。1対1の状況でのフィニッシュを2回連続しておこうメニューです。
一方で、グループ②は第一監督と共に最終ラインと中盤の選手の守備のトレーニングをしました。これは先週の月曜日に行ったメニューにとても似ているものです。非常に重要なことで、引き続き改善していく必要があるので、今週の月曜日も取り組むことにしました。
これを時間で交代して行い、合計約40分です。
そして、残り20分で条件付きのゲームをして練習を終えました。今回の条件は、常に中盤のスペースにGKを除く全ての選手が入った状態でプレーがスタートするというものです。タッチラインを割った時には、全員が中盤のスペースに素早くポジションを取り、プレーを再開します。
このメニューでの目的は、次のことです。
- 守備側は、中盤で守備ブロックを形成しながら、最終ラインは常に体の向きを作り、ロングボールや相手の背後への抜け出しに対して準備をする。
- 攻撃側は、中盤での守備ブロックに対して、ボールを保持しながら守備ブロックの背後のスペースを攻める。
今週最初の練習は、とても良い感覚で終えることができました。全ての選手が高い強度でモチベーションを持って取り組んでくれていると思います。この流れを継続できるように、自分にできることに少しずつ取り組んで行きます。
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