2023/09/13 (水)

今日は家を出る直前に監督から、選手たちにビデオを見せたいからパソコンを持ってきてくれと言われ、大慌てでした。しかも、練習後にビデオを見せるのかと思っていたら、監督は練習前に見せたかったようでさらに大慌てでした😂

最終的に、余裕を持って選手たちにビデオを見せたいということで、練習後にビデオを見せることにしました。そのため、練習序盤に私はビデオの編集をしており、最初のウォーミングアップを見ていません。監督が事前に送ってくれた今日の練習メニューでは、センターサークルを使ってウォーミングアップをすることになっていましたが、具体的な内容は分かりません。

私がグラウンドに出てきたタイミングで、次のメニューが始まりました。
今日の練習のテーマは、1対1とその状況下で「パスを出したら動く」というアクションを連続して行うことでした。

まず最初のメニューは、1対1＋2フリーマンです。

このメニューで選手たちが目指すことは、フリーマンからフリーマンへボールを運ぶことです。ただし、フリーマン同士のまず交換は禁止です。1対1で相手を交わしたり、フリーマンとのパス交換で相手のマークを外して、フリーマンのいるタッチラインまで運びます。これを連続して行いました。

次の2対2＋各チーム2フリーマン、つまりボール保持側は4対2の状況です。選手たちがメニュー内で目指すことは先ほどと同じです。ただし、ボールを繋ぐ相手が増え、また先ほどの1対1＋2フリーマンと同じスペースで行ったのでより狭いスペースでプレーすることとなります。この時大事なことが、「パスを出したら動く」ということです。

「パスを出したら動く」というと、パスを出した後にボールに近づくことであったり、ワンツーと言った2人の関係だけのパス交換を皆さんはイメージするかもしれません。
しかし、ここで言う「パスを出したら動く」とは、これらのアクションに加えて、3人目の動きも含まれます。つまり、パスを出した選手、パスを受ける選手、そして次にパスを受ける選手がそれぞれ異なるような形です。

【例】下図

次の6対6のボール保持でも同様です。ボール保持のスペース内で、それぞれのチームの選手が相手チームの選手とペアを作ります。守備側はペアの選手に付いてまわります。
これは「マンマークの守備」を想定した状況となっています。

味方の人数が増えたことでより、パスの受け手が増えます。ただし、パスの受け手は基本的に相手を背後に背負っています。そのため、シンプルに素早くプレーすることが求めらます。

日本のサッカー用語で言うと、「はたく」と言う表現が1番しっくりくるのではないかと考えます。

今日の練習の最後には、先週説明したことについての復習やプレシーズン中に行ったことの確認と反復練習を行いました。

今週末の対戦相手も、自チームのゴールキックからの再開の場面では、マンマークで守備をしてくると考えています。そのため、マンマークで守備をしてくる相手に対してどのようにしてボールを前進させるのか、どのように相手のプレッシャーをかわすのかと言うことを復習しました。

そして、マンマークの守備に対する攻撃の質を上げるためのトレーニングがここまでしてきたメニューとなります。

練習後、準備しておいた映像をもとに、今日トレーニングしてきたことについて、選手たちに繰り返し説明しました。
いつ、どのようなプレーをした時にうまくいき、逆にいつ、どのようなプレーをした時にうまくいかなかったのか、映像を大きく２つのパートに分けて話しました。

＊モラタラスの本日の活動はなし

昨日の映像を見ながら録ったメモをもとに、いくつかの映像を切り取り、第一監督と第二監督に送りました。

どの映像に最も対戦相手の特徴が現れているのかを考えて、各局面の映像を選びます。今回は、全部で13個の切り取り映像を送りました。

局面は次のように分けます。

そして、今日は急遽ラージョの対戦相手よ試合映像がもう一つ手に入ったので、それを見ることにしました。この映像は、選手から提供してもらったものであり、昨シーズン終盤の試合映像です。

昨日の夜と今日の朝で見ておいた対戦相手の直近の試合のメモと照らし合わせながら、どのような特徴が相手チームにあるのをメモしました。

選手の移籍などもあり、それを調べながら試合を見ていたら、かなりの時間がかかってしまいました。

今日メモを録った内容をもとに、明日第一監督と第二監督と話してみようと考えています。

今回の記事がいいなと思ったら、👍ボタンをよろしくお願いします。