(ロッカールーム)
- ユニフォームの背番号についての話
- 罰金についての話
- キャプテンの話
(グラウンド)
- 技術的トレーニング
- ボール保持 (2グループ)
- ボール保持orスローイントレーニング(2グループに分かれて行う)
今日の練習は非常に負荷の低いものです。
土曜日・日曜日と練習試合があり、全ての選手が週末に90分プレーしたので、練習の目的は回復になります。
また、本日はあいにくの雨だったので、ロッカールームでのミーティングの時間を多めに取りました。ミーティングの中では、今週末からリーグ戦が始まるまでに決めておかなくてはいけないこと、3つについて話しました。この中の「罰金」についてですが、このチームの選手はチームに所属するにあたって少なからず給金を受け取っています。そのため、遅刻等に対して罰金を設けることができます。
ここで、ユニフォームの背番号を決める上で議論になったことがあるので、読者の皆さんも是非考えてみてください。
議論の内容は、希望する背番号が重複した時にどのように決めるのかということです。これを解決するにあたって、私たちは3つの提案をしました。
- クラブに在籍している年数(在籍期間)
- くじ引き
- 監督が決める
スタッフの話し合いでは、他にも「年上に譲るべき」や「当人同士で話し合いをするべき」という意見も出ました。
皆さんが、チームの監督であったらどうのように決めますか?
Twitterで意見を募っています。是非投票してみて下さい。
(投票はこちら。)
これが正解というものはありません。
ちなみに、選手に投票してもらった結果、最も多かった意見は「在籍期間」でした。理由は、どのクラブでもそのように決めているからということだそうです。
個人的には、背番号に強いこだわりがないので、もし私が選手ならくじ引きでいいかなと考えます。ただ、指導者としては「監督が決める」を選びます。なぜなら、より多くの試合をプレーするであろう選手がより良い番号をつけるべきだと思いますし、それを知っているのは監督だからです。
あくまでも私個人の考えなので、これも一つの意見くらいに考えて下さい。
(グラウンド)
- 4グループに分けれてのフィジカルトレーニング
- ボール保持(3グループ)
- 2グループに分けれてトレーニング(A-守備ブロック/B-DFライン)
- 条件付きのゲーム
モラタラスは土曜日に1試合を行い、日曜日はオフでした。そして、月曜日の練習場所は普段のグラウンドに比べかなり狭いグラウンドです。これらのことを考慮して、今日の練習では主に守備をテーマに戦術的なトレーニングを行いました。
守備ブロックのトレーニングでは、中央を閉じゾーンを守ることを目的としてボール保持形式のトレーニングを行いました。
DFラインのトレーニングでは、DFライン4人+中盤の選手に対して、体の向きやポジション取りについて反復してトレーニングしました。相手選手がロングボールを蹴る時、相手チームがサイドからクロスを上げる時と具体的な状況のもとで、選手たちにその都度行うべきアクションを説明しました。
話は少し変わりますが、今日の練習は練習時間を決める人のミスで本来の練習時間から1時間後に練習することになりました。もちろんこれにより、監督が考えてきたメニューを調整する必要があります。
皆さんなら、どのようにこの「1時間」という時間を使いますか?
ちなみに、私たちは次のようにしました。
- ミーティング開始時間を15分遅らせる。
- ミーティングで先日の試合に関する選手たちの意見を募る。
- グラウンドの外にあるわずかなスペースを使ってフィジカルトレーニングを開始する。
- 自チームの前に練習しているチームに、ペナルティエリア一つ分を空けてもらい、ボール保持のトレーニングをする。
普段、皆さんが練習しているグラウンドや環境によってできることは変わってきます。今回の場合、私たちはグラウンドを待つことになると決まった時から約10分で、上記の流れを用意し、ミーティング開始までの十数分で練習内容を調整しました。このように、サッカー指導者には時に、臨機応変さを求められることがあります。
これが、リーグ戦の始まる週の最初の練習です。
全てのチームがこのようにしているわけでもなければ、これをするべきと言いたい訳ではありません。一つの意見・やり方として知ってもらえたら嬉しいです。
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