サッカー

2023/09/18 (月)

ラージョの本日の活動内容

(グラウンド)

  • 技術的トレーニング
  • ロンド
  • ゴールありのボール保持
  • 条件付きのダブルボックスのゲーム
  • ダブルボックスのゲーム

今日のラージョの練習の目的は、回復と補強です。
これは、試合翌日に練習する場合の基本的な考え方です。

試合に出た選手は、体を動かしつつも前日の試合の疲労から回復することを目的とします。
試合に出ていない、もしくは出場時間の短い選手は、しっかりとトレーニングすることで試合に出た選手と同等の疲労を持つよう負荷をかけます。

では、出場時間の短い選手とそうでない選手はどのように決めるのか?

1つの目安は、出場時間が試合全体の約7割を超えているかどうかと言うことです。
90分の試合の場合、出場時間が60分を超えるような選手は、出場時間の長かった選手とします。一方で、60分未満の出場時間であれば、出場時間が短かった選手とします。
これはあくまでも目安です。

試合中に相手との接触があり、その痛みが翌日に現れる場合もあります。また、各選手の疲労度は、出場時間が全く一緒でも、選手によって異なります。
試合のあった日の夜や練習の数時間前に選手たちの疲労度を確認するもしくは、選手たちに自主報告してもらうように促すなど、各選手の疲労度を事前に確認しておくことがいいでしょう。その上で、練習中に選手とコミュニケーションを取り、疲労度を確認していく必要があります。

-練習が始まる前に選手たちの疲労度を事前確認することや選手とのコミュニケーションは、その日の練習メニューを考えるためにはとても重要なこと。
-出場時間7割を目安に、練習に参加する選手の数を調整。

それでは、ここから今日の具体的な練習内容について話します。

まずは、練習への参加人数です。
疲労度と体の痛みから2人の選手が今日の練習を見送りました。練習参加人数は、フィールド選手23名+GK2名の計25人でした。

最初の技術的トレーニングとロンドには、GKも含めて全ての選手が参加しました。それぞれのメニューを3グループに分かれて行いました。その後ゴールありのボール保持では、GKはGKコーチと別トレーニングを行い、23名でのトレーニングとなりました。

このメニューは、至ってシンプルです。
7人1グループを3つ作り、フリーマンを2人設けます。ボール保持のスペースは、2分割されています。片方のスペースに7対7+2フリーマン、もう片方のスペースに残りの7人1グループを配置します。また、各スペースの両サイドの後ろには、ミニゴールを配置します。
このオーガナイズのもと、ボールを持っているチームは、パスを5本繋いだら反対のスペースで待機しているもう1チームへパスを繋ぎます。一方で、ボールを持っていない守備側チームは、ボールを奪ったら、そのスペースにあるミニゴールへシュートを決めることを目指します。
このトレーニングでは、待機しているチームがいるため、選手たちの疲労度を調整することが可能です。疲労度をコントロールしたい、でも質の高いトレーニングをしたいとなった時には、このように待機しているチームがあるようなメニューがおすすめです。

ここまでは、試合の出場時間に関わらず全員がトレーニングしてきました。
しかし、ここからは出場時間に応じてグループが分かれます。

出場時間の長かった選手、今回は6人がここで練習を切り上げました。これらの選手はストレッチをして、ロッカールームでシャワーを浴びるも良し、グラウンドに残って練習の続きを見るも良しです。ただし、必ずストレッチを行うことを義務付けます。

一方で、残り17人+GK2名は練習を続けます。
練習に残ったメンバーは、まず条件付きのダブルボックスのゲームをした後、制限なしのダブルボックスのゲームをしました。

条件付きのダブルボックスのゲームでは、6人1グループを3つとフリーマン1名に分かれます。ダブルボックスの間に縦2•3メートル幅ペナルティエリアのスペースを設けます。このスペースにフリーマン1名、3つのグループの内1グループはダブルボックスの周囲でフリーマンとしてプレーします。各ボックスの両サイドに1人ずつ、各ゴール横に1人ずつ計6人を配置します。
このオーガナイズのもと、次のボックスに前進するためには必ず中央のスペースにいるフリーマンとプレーしなくてはいけません。3人目の動きを意識します。
このメニューの良いところは、選手の疲労度をコントロールしやすいことです。出場時間の少ない選手と言っても、45分プレーした選手ともいれば15分プレーした選手もいれば、試合に招集されていない選手もいます。このグループの中でも、特に疲労度の高い選手をフリーマンに置き、守備を免除すること、移動する距離を減らすことで疲労を軽減することが可能です。

このメニューを終え、条件なしでダブルボックスのゲームをし今日の練習を終えました。

モラタラスの本日の活動

なし

今日は2つの理由から、モラタラスの活動はありません。

理由の1つは、今日は監督がクラブの代表者ミーティングに参加することです。JuvenilAの第一監督は、クラブのメソッド部門の仕事もしているため、クラブ内の各部門の担当者が集まる今日のミーティングに参加する必要がありました。

もう一つの理由は、チームとしてサッカーと少し距離を取ることです。前日のリーグ戦の結果もそうですが、内容が悪いような試合の翌日の練習では、チームがネガティブな気持ちのまま活動を再開することを避けるために少し時間を作ることがあります。

選手•スタッフ、それぞれが試合に対する負の感情をある程度消化するためには、時間が必要です。

以上2つの理由から、今日のモラタラスの活動はありませんでした。

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